禅は心の修行です!
其の二十八
煩悩
(ぼんのう)
~悩ませるもの~
煩悩は、私たちを煩(わずら)わしく悩ませる心の作用です!
そして、煩悩は108あり、その中でも根本煩悩『貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)』が三毒と呼ばれています。
また、煩悩は節分で心の闇の象徴として鬼に例えられます。
貧『赤鬼』執着する貪欲な心
瞋『青鬼』怒りや憎しみの心
痴『黒鬼』愚かで良識に欠ける心
(他に自己中心的で我儘な黄鬼・怠慢で不健康な緑鬼等もあります)
※諸説あり
〝鬼は外〟と言って豆(魔滅)をまき、煩悩という心の闇を払います。
人は、心がけ次第で鬼にも仏にも成るようです。
社会福祉法人誠信会理事長
曹洞宗玉泉禅寺住職
長谷川文徳
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