禅は心の修行です!
其の二十四
礼節
(れいせつ)
~人間関係の円滑剤~
礼とは、人間関係を円滑にするためのメゾットです。
大別して『礼儀「行動様式」』と『礼節「相手を敬う心」』からなります。
さて、時に人は、相手に失礼をして不快にさせたり、無礼をして怒らせたりします、だから礼が大切になります。
礼儀は、相手を気遣う行動様式(作法)なので見聞きして学べるのですが、礼節は相手の心を推し測る機微や勘所が求められます。
礼節に欠く人は、自分の立場で相手を推し測り、相手の立場を正しく理解できず非礼をしてしまうのです。
礼節とは、相手の心を感じ取ることが求められので、一長一短では得られない能力です。
「礼に始まり、礼に終わる」普段の生活でも重んじていないと身につかないものなのです。
注:礼も過ぎれば慇懃無礼です。
社会福祉法人誠信会理事長
曹洞宗玉泉禅寺住職
長谷川文徳
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